CLSすがはらが小川町に越してきて早5年が経とうとしています。
そして地域交流施設「てとての広場」も地域住民のみなさまをはじめとしてこれまで多くの方々にご利用いただいてきました。
この「てとての広場」も例にもれず、3月ごろより各サークル・団体の皆様に対して使用をご遠慮頂いております。
子供やお母様のサークル、高齢の方で集うサークル、福祉やボランティア団体、ダンス・ヨガ・コーラス・etc・・・
5月14日に福岡県は「特定警戒都道府県」から除外されました。
「あたらしい生活様式」を取り入れて、これから活動を再開していこうというムードが感じられます。
そこで、、、
「てとての広場を利用されている各団体のみんなはどう思っているんだろう・・・」
「元通りにやっても良いと思う人もいるし、やっぱり不安だという人もいるのだろうか・・・」
そんな単純な疑問からこの「オンラインてとての広場」を開催するに至りました。
5月23日 13:00~より オンラインてとての広場では、計13名(10団体)の方々にご出席いただきました。
ご参加頂きました各団体の代表者皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。
写真はZoomミーティング中の様子です。ミーティングは2時間かけて以下の3部構成で進行しました。
【第一部「いままでの活動はどうだったか」】
やはり皆様の活動はストップしておりました。自分達が感染するかも知れない、ということは勿論ですが
もしかしたら既に自分達は感染しているから誰かに移してしまうかも知れない・・・という声もありました。
やはり、お子様や高齢者の方が集うサークルになるとムズカシイという意見が挙がりました。
【第二部「てとての広場にどのようなことを求めるか」】
率直な意見としては「てとての広場をオープンして欲しい」ということと併せて、感染防止ガイドラインのような最低限遵守するべきラインを定めて欲しいという意見が挙がりました(三密防止に代表される感染対策です)。
私がとても勉強になったことですが感染対策の重要な事項として「追跡可能(トレーサビリティ)」があります。
よくニュースにもなっていましたが、「ここ2週間の間で誰とあったか」「そのひととは濃厚接触にあたるか」ということです。
このような対策も勿論これからスタンダードになってくるのでしょう。
【第三部「これからの活動をどうするか、てとての秋祭りをどうするか」】
これからの活動ですが、
●リアルな「場」で集う
●オンラインの「場」でコミュニケーションをとる
どちらの意見も挙がりました。やはり「てとての広場」は比較的若い方も参画されているので、オンラインを試してみたい!という意見もありました。
※てとての広場では選択肢のひとつとして「てとての広場公式LINEアカウント、Zoomアカウント」を整備しております・・・興味のある方は是非地域支援室まで連絡ください!
また、この会議でとてもワクワクして楽しかったことが「これからの祭りの在り方」というテーマです。
祭りで外せないのは「出店(飲食:わたがし、やきとり・・・)(アトラクション:金魚すくい、的当て・・・)」でしょうか。しかし、これからの時代はそうもいきません、残念ですが。
参加者の皆様もこの認識は割と多く持っており「出店をやるにしても厳重な衛生管理を」という意見もあれば「集まるんじゃなくて、分散させよう!」というおもしろいものもありました。
例えば、Aさん家の前で「たこ焼きやさん」をやり、Bさん家では「スーパーボールすくい」をやる。はたまた、「焼き芋屋台」のようにして売り歩く!などなど。
狭い範囲の「限定された敷地」で行うお祭りではなく、地域コミュニティーくくりでの「街という単位」に考え方を変えてみようという概念でした。
※実際に実行するとなると、「防犯」「ケガ」「管理」などのリスク対策も勿論重要になることは必至ですが・・・(^_^;)
コロナウイルスが傍らに在ったとしても、今まで以上に皆様の活動の一助になればいいなぁと期待しております。