H30年 3月28日に全体研修会が開催されました。
主催:クレド委員会
テーマ:クレドワークショップ研修
クレドとは?
理念の構造
理念とは、大きく4つの機能によって構成されている。
この4つが揃って理念である。
■哲学、信念(philosophyフィロソフィー)
理念の機能レベルの中では最も抽象度が高く、「信念」「理想」「哲学」といった言葉で表現されるレベル。それは永久に目指し続けなくてはならない星のようなものである。よりわかりやすい言葉で表現するのであれば、「社会に対してこうしたい、実現すべき」と表現されるような壮大な想いとも言える。
Key question:社会はどうあるべきなのか?私たちはどんな理想を思い描くのか?
■究極の目的(Missionミッション)
これは使命という言葉でも訳されるが、信念のためにと表現されるような我々が達成すべき究極的な目的、目標。philosophyより領域が限定され、具体的な表現となる。例えば、哲学のレベルでは「社会」に対しどうするかということであったが、Missionのレベルでは「医療」に対し私たちが何をしなくてはならないのか、ということになる。
Key question:私たちが果たすべき究極の目的は何か?私たちが提供する価値とは何か?私たちにはどんな存在意義があるのか。
■価値観、基本姿勢(Valueバリュー)
目的を達成させるための価値基準。企業活動における優先順位やルールを決定する根拠となる価値観やものの見方。より具体的な言葉であれば、私たちの「あるべき姿」、こうあるべきという「姿勢」ということになる。Missionを達成するために、私たちはどういう姿勢で臨まなくてはならないのかということに繋がる。
Key question:どんな考え方を大切にして働くのか?絶対に譲れないこだわりは何か?どのような価値観を持つのか?
■行動指針(Credoクレド)
元々はラテン語で「志」「信条」「約束」という意味の言葉であるが、当法人ではより具体的で「組織の考え方や価値観を、組織の隅々まで浸透させるための行動指針」として捉えている。Valueを具体的、日常的なレベルに落とし込んだ行動規範。価値観を具現化し、実際に行動していくためのルール。
Key question:私たちはどのようにふるまうべきなのか?私たちの行動を規定するものは何か?私たちが守るべきルールは何か?
クレドの説明後は
①栄養科の事例発表
②グループワーク1
『身近なクレドを見つけよう!』
⇒事例を聞いてクレドに沿った行動について
付箋に書き模造紙に貼る⇒発表
③グループワーク2
『身近なクレドって他に何がある?』
⇒最近、身近で起きたクレドを付箋に記入
⇒各班でそれぞれのクレド発表
⇒全体発表
ワークショップ後は
クレドツリーに付箋を貼り
葉が一回り大きく成長しました。